さあ、向こうへ渡ろう。

旅に出て、たくさん見て、本を読む。そしてまた旅に出よう。

世界中の人たちが、どんどん動き回る時代がきた。ボロブドゥール遺跡のてっぺんで感じた事。

 

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インドネシアの「ジョグジャカルタ」を訪れました。

 

 

この地の王道といえるザ・観光地と言えば、

「プランバナン」と「ボロブドゥール」という

2つの世界遺産です。

 

 

「プランバナン」はヒンドゥー教の遺跡で、

「ボロブドゥール」は仏教の遺跡。

 

 

 

ともにインドネシアを代表する、世界遺産です。

 

 

 

時期的に、

学生のお休み期間に入っているという事で、

どちらの遺跡も

多くの多くの人で賑わっていました。

 

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しかも見た感じ、ほとんどがインドネシア人のようです。

 

つまり国内旅行です。

こりゃ、すごいわ。

 

 

 

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入場料は、インドネシア人と外国人で別料金です。

 

もちろん外国人観光客の方が割高設定です。

 

 

 

ボロブドゥール遺跡では、

エントランス自体も分かれていました。

 

国内観光客(インドネシア人)向けのエントランスは、

ひと!ひと!ひと!の人だかり。

 

 

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外国人観光客向けのエントランスは、すいていました。

 

ちなみに外国人向けのエントランスでは、飲み物をもらえました。(入場料高いですからね)

 

 

 

たくさんの人。

平日とはいえ、学生が休みの時期だったということも

あったとおもいます。

 

ボロブドゥール遺跡は、階段をずっと登って行くのですが、どこも人だかりでした。

 

 

現地をガイドしてくれた

インドネシアの方に聞くと、

 

5年10年前は、こんなにたくさんの人で溢れかえるような感じではなかったみたいです。

 

 

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芝生に座って

くつろいでいる家族がいたり、

 

ファミリーで記念撮影をとっている人たちが、

たくさんいました。

 

 

プランバナンの芝生の広場では、弓矢を打つアクティビティなんかもありましたよ。

 

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世界遺産というよりも、娯楽施設・遊園地や観光地、公園に近いような印象を受けました。

 

家族や友人などで、

休みのときに遊びに行く

エンターテイメント施設に近いような雰囲気です。

  

 

そういう点では、

インドネシアでは、娯楽施設のような場所は、

まだまだ伸びる余地がありそうです。

 

 

だって、皆さん若い人が多いし、

人口が2億5000万人もいる国ですからね。

潜在的に、まだまだ相当需要があって、

供給が足りてないイメージ。

 

 

 

インドネシア学生の

お休み中の時期に訪れてしまった今回。

 

ボロブドゥールとプランバナン遺跡では、

もう相当たくさんの人たちで、

 

ゆっくり観光として見ることができるキャパシティを超えているなという印象です。

 

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インドネシア人のひとがたくさん」

というのがポイントだと思っていて、

余裕が出てきて、

これから、元気で活発な人たちが、どんどん国内の各地へ旅立つんだと思います。

 

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そしていろんな物を見たり感じたりして、その地でどんどん消費活動をして行く。

 

国内の旅行者への対応で、インドネシアの観光地は、

そううちいっぱいになりそうです。

 

 

インドネシアの方に

「国内旅行にどこへ行きたい?」って聞くと

「バリ島に行きたい」という声をよく聞きました。

 

そうですね。

バリ島は伝統・文化、素晴らしいところですから。

 

 

国内の観光地を見て、バリなどの文化的魅力の溢れるところへも遊びに行って、

そして次は、海外へ行ってみよう!と

たくさんの人たちが、さらに日本を含め海外へもどんどん遊びに行くんだと思います。

 

 

LCCの飛躍とともに、世界の人々が、

どんどんいろんなところへ出かけて行く時代なんですね。

 

 

そして地理的にアジア各地に近い日本には、

大きなチャンスです。

 

 

たくさんのインドネシアのお客さんが、

また他の外国の人たちが、

どんどん世界中を動いて

もちろんその中には僕たちも入っています。)

その行き先の候補の一つとして、日本にやってくる時代。

 

 

 

ワクワクすると同時に、

楽しんでいってもらえる「ハード面」と「ソフト面」の準備ができているのかなあ、とも思ったりしました。

 

 

 

もっともっと人は動くし、

エネルギーもあるし、

余暇を追求する。

そしてまだまだ十分ではない。

 

 

人々が、どんどんどんどん動き回る時代の到来。

ボロブドゥールのてっぺんからの景色を眺めながら、そんな事を感じました。

 

 

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