スリランカ・アーユルヴェーダの記録 ⑬ビーチはすぐ隣です。本当に近い。
ビーチはすぐ隣なんです。
手軽に足を運べるので、朝の散歩などに最適ですね。
僕も何度か早朝に散歩をしましたが、散歩や走っている人たちを良く見かけました。
早朝のビーチでは、近くのホテルからの観光客なども見かけました。
そして夕方には、何度も美しいサンセットを見る機会がありました。
水面もキラキラ。かなり贅沢です。
見れてよかったなあ。
週末には、地元の人たちがビーチに遊びにきていました。
学生たちや子連れの家族でにぎわっていました。
楽しそうでいいですね。
「Hello!」とあいさつをしてくれる子供たちもいました。
ホテルはビーチにとても近いので、波の音がダイナミックに聞こえます。
風も心地よく、もっとここにいたいな〜と思わせます。
ある日、昼頃にビーチに行こうとしたら、水が増えていてびっくりしました。
近くにいた警備員さんが、朝6時〜8時頃はOKだけどその後は水でいっぱいになるよ。教えてくれました。
その辺りの、水量が多い少ないなどの事情は、スリランカに行く時期にも関係もすると思います。
注意が必要ですね。
ホテルの人に事前に確認してから、行くのがいいと思います。
スリランカ・アーユルヴェーダの記録 ⑫部屋の様子と虫除け対策。蚊帳なんて、ステキ。
スリランカにある、アーユルヴェーダ施設「バーベリンリーフ」に滞在しました。
今回利用した部屋は、一番リーズナブルなスタンダードルーム。
A/Cは付いていません。
最初はA/Cなしはどうかな〜と思ったんですが、全く問題ありませんでした。
部屋の中央に大きなファンが付いていて、これがあるので十分です。
僕の部屋のファンは、1〜5段階で調節が出来て、寝るときは1に設定。
日中などは2〜3くらいで回していました。
あまり身体を冷やしたくないと思っていたので、
ファンがちょうど良かったように思います。
部屋にはハンガーが10本程もあったので、ありがたかったですね。
ファンの下は直接風がくるので、そのスペースをうまく活用すれば、洗濯物も割と早くに乾きます。
特に速乾のエアリズム等の服はいいですね。
ベットには「蚊帳」が付いています。
僕に取っては人生初の蚊帳です。
夕方16:00頃になると、スタッフの方が蚊帳のセットに来てくれました。
自分でも蚊帳をセットしてみましたが、やっぱりスタッフの人は早くて上手ですね。
天井から垂れ下げて、うまくマットの下に挟み込むんですね。
虫除けとしては、コンセントに差し込むベイプタイプの虫除けがあります。
これも夕方の蚊帳のセットのときに、新しいものと交換して、スイッチをONにしていってくれました。
これで滞在中の就寝時に、蚊に刺される事はなかったです。
又、蚊に刺される事があったら、ヘルスセンターで虫除け&虫さされの薬を出してもらえます。
外出時にどこかで蚊に刺され、ヘルスセンターへ行ったら、小瓶に入った黄色い虫除けの液体と、黒っぽい虫さされの液体をもらいました。
とてもありがたいですね。
あ、ドライヤーもありましたよ。念のため。
床はタイルなので裸足が気持ちよいです。
最初は室内でもサンダルはいてましたが、
2日目からは、裸足になりました。
ひんやりと気持ちいし、裸足の開放感は半端ないです。
南国では裸足ですね。
裸足、最高!
スリランカ・アーユルヴェーダの記録 ⑪バーベリンリーフ・アーユルヴェーダの食事。美味しくて感激ですよ。
スリランカ・アーユルヴェーダを受けるために滞在した、バーベリンリーフの食事について。
最初の食事は、到着した翌日の朝食です。
レストランに出向き、自分の席を聞くと、テーブルを教えてくれました。
テーブル上には部屋番号が机に立ててあります。
今後ずっと、部屋番号の書いてあるテーブルで食事をすることになります。
バーベリンでの食事は、ビュッフェだったりコース料理だったりします。
基本的な考えとしては、お昼ごはんが一番ボリュームのある食事になるみたいです。
僕の場合、基本はビュッフェで出されている料理は何でも食べてよろしいということでした。
ダイエットしている人や、特別なトリートメントをしている人は、そこに制限が生じます。
滞在中は、何度か魚やチーズ類などもビュッフェとして出されていましたが、
なぜか食べたいという気にはなりませんでした。
何となくなんですが。
特別なトリートメントがあった2日間程は、コース料理にしても出される料理のボリュームが少なかったり、内容も通常と違っていたりしていました。
同じようなメニューが並ぶ事が結構ありますが、食事はどれを食べても、いつ食べても非常に美味で、ずっと飽きることがありませんでしたよ。
小麦粉・ココナッツのすり身で作ったロティという主食が抜群に美味しかったです。
初めて食べる赤米や、豆類やサラダなども食べやすかったです。
日本では食べた事の無い野菜を使っている料理もたくさんあるので、これは楽しみですね。
スパイスもいろんなものを使っているそうです。
一度しっかり学びたいなと思っています。
果物も新鮮なものをカットしてくれるので、パパイヤやマンゴー、スイカ、パッションフルーツなど、季節のフルーツを美味しく頂けます。
パパイヤはライムと合うんですね。
ナッツ類もあるし、カードと呼ばれる水牛のヨーグルトやデザート類も時々見ました。
食事中、ドクター数名が見回りしているので、食事について質問したりすることが出来きました。
特別なトリートメントをした日ではなくても、「もし咳や鼻づまりがあるなら今でも食べない方がいいわよ。」などアドバイスをもらったりしました。
その他、食べる順番などを聞いたりもしましたが、ドクターによって若干回答や対処法が違うケースもあるようです。
基本的にはコンサルテーションをお願いしている、毎日のトリートメントスケジュールを組んでくれている自分のドクターに聞くのがいいのでしょうね。
また一般的なことなど、例えば、自分のドーシャ体質の場合に進められる料理などは、その都度食事の時に最寄りのドクターに聞いてみればいいかなと感じました。
夜の間も、ドクターが滞在しているようで安心です。
ある日、食事中の見回りをしていたドクターに調子を聞かれました。
「もうちょっと鼻がすっきりしないんです。」
と伝えたところ、そのとき僕のドクターが不在だったので、
「後でヘルスセンターに来て」
と言われました。
食事後にヘルスセンターへ行くと、
そのドクターがオイルを調合してくれ、鼻用のオイルをくれました。
ドクターが食事中、テーブルを廻って話しかけてくれるので、とても尋ねやすい雰囲気です。
ちょっとしたアーユルヴェーダの知識も得ることが出来て、こういうのはいいなと思います。
スリランカ・アーユルヴェーダの記録 ⑩小旅行(Excursion)
スリランカ・バーベリンリーフにアーユルヴェーダ目的で滞在です。
人によっては2〜3週間もの間、トリートメントを受ける人がいらっしゃいますし、数ヶ月もの長期滞在する人もいるようです。
ヨーロッパのお客さんは、長く滞在する傾向のようです。
施設側もこの辺りを考慮してか、週に何度か小旅行(Excursion)を提供しています。
もちろんメインの目的としてはアーユルヴェーダトリートメントな訳で、それが滞在の中心です。
ですがちょっとした近場への数時間の小旅行は、気分転換にもなるし、外の風景や人々の様子も垣間みれ、面白い経験になります。
なによりスリランカを知るには、いろんな側面から見てみることが面白いと思っているので、機会があれば、是非活用したいと思っていました。
今回滞在中に参加した小旅行をご紹介したいと思います。
①ベントタ ボートツアー(Bentota boat tour)
滞在しているバーベリンリーフがある「ベルワラ」のすぐ近くに、「ベントタ」という場所があります。
ここは「ベルワラ」同様にリゾートエリアになっていまして、ベントタ河という幅の広い河になっています。
ボートツアーでは、このベントタ河をボートで走って行きます。
ボートなので風がすごく気持ちよいです。
ガイドさん兼ボート運転手が、ミズオオトカゲなどを見つけると、陸に船を寄せて指差して教えてくれました。(目がいいんですね。良く見つけられるよな〜。)
この2時間程のツアーで2、3回ミズオオトカゲに遭遇しました。
そして、パパイヤなどの木々も見ることができました。
幅の広い河では水上ボートを楽しんだり、泳いだりしているローカルの人々もいて、ベントタ河を楽しんでいる様子です。
さらに奥には、生い茂ったマングローブの林もあり、ゆっくりとその中を進んで行きます。
気分転換にはちょうど良いです。
そんな風景を満喫している間にも、毎日の薬の時間がやってきました。
風の中、ボート上で薬を飲むのにはコツが必要でしたけど、十分楽しめるツアーでした。
ボート乗り場はホテルから数分程、車で走ったところにあり、非常に近いです。本当に近く。
風が気持ちいので、おすすめのツアー。
15:30にスタートして、多分2時間くらいのツアーだったように思います。なので18:00の薬は持たずに行けました。
でも一応、帰る時間などは、事前に確認しておきましょうね。
②ゴールフォートツアー(Galle Fort)
13:30出発で、南にある「ゴール」という場所までいくツアーでした。
「ゴール」はスリランカの世界遺産の1つになっている場所です。
道中で、仮面を作る工場・シルク工場を経由して、「ゴール」まで行きました。
どちらかというと、買い物をする人向けのツアーという感じでしょうか。
ゴールでは1時間ちょっと程度、お店を廻れる自由な時間がありましたので、
お土産を買いたいと思っている人は、ここで買えばいいと思います。
僕としては、「ベルワラ」から「ゴール」まで道中の風景が見れたのが一番良かったかな。
長い距離を走るなか、ポイントポイントでガイドの方が紹介を挟んでくれました。
オンシーズン中は最高になる「ヒッカドゥワ」のビーチや、津波にあったエリアの紹介などなど。
「ヒッカドゥワ」のオンシーズンは11月〜3月らしいので、是非この時期に来たいと思わせる雰囲気でした。
(仮面を作る工場)
そして、町中の普通にあるショップや薬屋やスーパー、寺や教会など、日常の風景をざっと見ることが出来る、良い機会となりました。
③KANDE VIHARAへのポヤデーツアー
これもなかなか良かったです。
スリランカでは満月の日にはポヤデーといってお休みなんだそうです。
多くの人がお寺へお参りにいきます。
今回連れて行ってもらったのは、KANDE VIHARAというお寺。
ベントタ・ベルワラ地区で一番大きなお寺で、1800年に建てられたということです。
ここもホテルから近い場所にあります。
お寺への参拝なので、服装は「適切な服装」で行きます。長ズボンなど。
登り口には、お供えの花や果物などが売られています。
現地の人に倣い、靴を脱いで階段を登って行きました。
裸足は本当に気持ちがいいものですね。
登ると大きい仏像が目に入ります。
中はストーリー性のある絵がたくさんあって、日本とはまた違ったテイストの絵ばかりです。
にぎやかな感じですね。
仏像の奥は、別の建物があり、参拝に訪れたたくさんの人でごった返していて、色とりどりのきれいなお花を捧げていました。
ずっと眺めていたくなる風景です。
隣にはヒンドゥーのお寺もあり、境界線が無いというか、自由に行き来できる感じでした。
人々の様子なども見れるし、ここではスリランカの仏教文化を体感できます。
時間に余裕があったら、もっとここで眺めていたい程です。
これからスリランカ渡航を検討している方には、是非、満月のポヤデーの時期を組み込むことをおすすめしたいです。
この他にも、マーケットへのツアーやお茶のプランテーションツアーなど日替わりで小旅行が提供されているようです。
自分のトリートメントスケジュールを見ながら、またドクターに相談しながら、気分転換ついでに活用するのがいいかなと思います。
小旅行以外にも、アーユルヴェーダレクチャーの講座やフードデモンストレーションの講座も開催されたりするようです。
参加できればアーユルヴェーダの知識が増えますね。
1週間のこういったイベントスケジュールが張り出されるので、うまくスケジュールに組み込んでみてはいかがでしょうか。
スリランカ・アーユルヴェーダの記録 ⑨パンチャカルマ ナスヤ・カルマ(鼻のトリートメント)
2回目のコンサルテーションが行われ、今のコンディションなどの話をしました。
そして今日はスペシャルなトリートメント(パンチャカルマ)である、ナスヤ・カルマを受ける日です。
こういったスペシャルなトリートメントを受けた後は、ショートツアーに行くことやヨガなどのアクティビティをすることはダメになっています。
室内でゆっくりと過ごしてくださいねと。
そして食事にも制限が加わります。
ヘルスセンターに、こういったトリートメントを説明したパンフレットが置いてあるので目を通すように。
と最初のコンサルテーション時に言われていました。
日本語版もあるし、トリートメント前にはしっかりチェックしておきたいところです。
ナスヤ・カルマ。
これは鼻へのトリートメントで、鼻の穴に調合したオイルをたらし、喉にたまったオイルと共に喉にたまったアーマを吐き出すものです。
鼻づまりなどに用いられるトリートメント。
始まる前は、通常のシャリラアヴィヤンガのボディートリートメントをやっていて(頭のトリートメントはなし)終わったら、鼻にオイルを注入。
ちょい痛。
あっという間に終わりました。
その後部屋に戻りましたが、15分くらいはずっと口から鼻からのオイルなどが出てくるので、ティッシュが必須でした。
その後、塩水でうがいをしました。
ずっと、泳いで鼻に水が入ったような感じです。
ちなみにこの日、洗髪はだめです。
読書はOKでした。
ふーーーーーーっ。
パンチャカルマ後は、なんだかぐったり・・・です。
ちょっと疲れました・・・。
トリートメントを受けただけで、僕自身は何もしていないんですが・・(笑)。
15:00頃のフードデモストレーションという講座(レストランで)に参加してもいい?と聞くと、この講座ならOKとのこと。
ホテルの室内で話を聞いているだけだからOKなんだと思います。
でも、風にあたらないように、一枚羽織るもの準備して行ってねとのこと。
せっかくスリランカに来たので、一日の予定にいろんな予定を詰め込んで、有効に過ごしたい気持ちはありますよね。
特に滞在が短い場合はそうでしょう。
でもアーユルヴェーダ施設での第一の目的は、トリートメントです。
午後からちょっとお出かけしたいな〜って思っても、アーユルヴェーダ施設の方針に従い、外出がダメのときは、おとなしく身体をゆっくり休めることが大切なんでしょうね。
トリートメントの効果をしっかりと体感する上でも、ドクターから言われた事などを守りたいところです。
スリランカ・アーユルヴェーダの記録 ⑧毎日の薬について
施術の1日目、2日目には、少々頭が痛いというか、若干頭に違和感を感じるというか、そんな感じもありました。
ほんのちょっとですけどね。
でもこの辺りのことは、最初のコンサルテーションで、ある場合もあるよって聞いていたので、想定内のことです。
気にせずスルーします。
さて、毎日の薬について。
毎日、午後15時00分頃になると、皆が薬を取りに所定のボックスに向かいます。
これは毎日の日課です。
毎日の飲み薬や錠剤が、各患者さんごとに作られ、準備されます。
毎日1日分を支給されるので、毎日決まった時間に取りに行くのです。
ヘルスセンターへ向かう途中の、コンサルテーションが行われる部屋の側に、その薬が置かれる棚があります。
その棚は、それぞれ部屋番号が書いてあるボックス状になっており、そこに各患者さんの薬が入っていきます。
はじめのうちは慣れないので、薬を取りに行くことを忘れそうになりました。
午後からのショートツアーに参加する人は、薬がピックアップできないのでは?と思うかもしれません。
ですが、ちゃんとレセプションとヘルスセンターの連絡が出来ているようで、ツアーに参加する人の薬は、早めに作ってあったりして問題なかったです。
ま、でも、ツアーに参加するときには、レセプションに大丈夫か確認しておきましょうね。
僕の場合、薬は基本こんな感じ。
朝 食前 粒・液体の2種類
朝 食後 粉1種類
昼 食後 テーブルで液体スプーン一口
夕方 粉薬
夕食前 液体1種類
夕食後 テーブルで液体スプーン一口
夕食後 21:00に粒
という感じでした。
結構多くないですか?
他の方はどうなのか分かりませんが、ちょこちょこと薬を飲みました。
時々ペーストの薬もありました。
瓶の液体の飲み薬ですが、飲み干した瓶は、部屋の外に出しておいて、スタッフが回収に来るパターンでした。
一度、しっかりと粉薬や丸薬を味わってみましが、
不思議な味でした(笑)。
スリランカ・アーユルヴェーダの記録 ⑦午後のティータイム。イラムスティーは感動のハーブティー。
バーベリンリーフでは、お茶の時間があります。
プールサイドにテラスがあり、椅子とテーブル並べてあります。
そこでお茶が出されるのです。
10:30〜11:30 フレッシュフルーツジュース
15:30〜16:30 ハーブティー・紅茶・クッキー
トリートメントの時間があるので、スケジュールによっては行けない人もいると思いますが、美味しいハーブティーやクッキーは、お楽しみの時間です。
本を読んだり、おしゃべりしたり過ごす欧米人の女子率が高かった感じです。
この辺りは、世界共通なんですね。
クッキーは、グラハム粉といわれる粗挽きの小麦粉で作ったものが出されていたように思います。
これは美味。
初めての味でほれました。
また、羊羹のような見た目の伝統お菓子もありましたよ。
(後日調べたところ、ドドル・Dodorという米粉で作った”ういろう”みたいなものらしいです。)
僕としては、ここやレストランで出されるハーブティーとの相性が良く、飲んだ瞬間にファンになりました。
いままで飲んでいたハーブティーには無い味で、がっちり心がつかまれたのです。
感動のハーブティー。
このハーブティーは、スリランカ伝統のお茶で、イラムスティーというそうです。
調べたところ、デトックス・解熱や免疫UPが期待されるらしいですよ。
ま、効能効果はさておき、なんせ美味しいのです。
滞在中は、紅茶を全然飲まず、こればっかり飲んでいました。(紅茶の国に来たのにねぇ。)
いったい何リットル飲んだ事やら。
これに出会えただけでもスリランカに来て良かったなぁ〜と思える、そんなスペシャルなハーブティーでした。僕にとってはですけど。
行く先々で、お気に入りの食べ物やお店などが見つかった人は、ラッキー。
それ目当てに、また近いうちに足を運びたくなりますね。