2ヶ月間、ケガでヨガが出来きないことで学んだ3つのこと。
腰を痛めました。
いや、そのときは、数日もすれば自然と元に戻ると思っていたんです。
でも結局は完治までに2ヶ月かかりました。
腰に痛みがあると、ヨガが出来ないんですよね。
最初はただの違和感が残る程度だったんですが、思ったように治ってこない。
簡単なヨガというかストレッチなどを試みるんですが、痛みでそれ以上進めない。
またちょっとよくなったかなあと感じでやってみても、怖くてそれ以上進めない。
ちょっと探りながらやって、調子に乗って、また痛みが戻って・・・またよくなったら、寝起きにくしゃみをしてしまい痛みが戻って・・・・とかで完治するまでに時間がかかりました。
歯がゆい想いをしました。
2ヶ月間ではありますが、既に日常生活の一部になっているヨガが出来なくなって感じた事がありました。
①今日の「自分の身体」とじっくり向き合う。
怪我をしたことで、痛みが走らないか気にしながら身体を動かしていました。
そしてそうするうちに、身体のそれぞれのパーツに意識を向けるようになっていきました。
「今日の僕の調子はどうだろう。ここの部位は今日どんな感じだろう。」といった感じです。
「疲れていないだろうか」とか、「ほぐれているのか」とか。身体を動かしながら1つ1つ確認してく感じですね。
身体全体をパトロールするロボットみたいなものがあって、それが身体を隅々まで「スキャニング」して行くような感じです。
それによって、先に急ぎがちな僕の1つ1つの動きが、もう少し丁寧になったんじゃないかなあと感じています。
②身体をゆっくりと暖めていこう。
僕が腰を痛めたのは、寒くなってきた時期でした。たぶん僕は寒さに弱い体質と思っていて、季節の変わり目が苦手です。
寒くない室内というのもポイントなんでしょうけど、身体がちゃんとあったまっているかですね。
しっかりと身体を徐々に慣らしていく。それは筋トレにも言える事。
アシュタンガヨガの様なハードなヨガ。僕の場合、日本であれば、秋冬はヨガをやる前にはしっかりと身体をほぐし、暖めてからの方が良いと感じています。
特に秋冬など寒い季節には、10分程度ランニングマシーンで歩いたり、クロストレーナーで漕いだりして身体を温め、「準備させる」ことを学びました。
先日暖かい国でヨガをやってたんですが、朝からの身体の動き具合が全然違いました。朝から身体は柔らかいのです。大きな違いです。
朝一番でも、暖かい国で身体が暖かいと、身体はやわらかくなってるんですね。
③当たり前にできること、今身体をこうやって動かせる事に感謝。
2ヶ月の間、ケガでヨガが出来ませんでした。ヨガは数年前の僕にはなかった習慣ですが、今では当たり前のようになっています。
なので、腰痛で出来ないとなると毎日違和感がありました。
すっかりよくなってヨガが出来るようになったときは、本当にうれしかったです。
ありがたいなあと。こんなに自由に身体を動かす事が出来るんだ、感謝だなあと。
自然とそんな気持ちになりました。
「当たり前の事」が当たり前に出来なくなったことで、そのいつもの「当たり前の事」のありがたさに気づく事が出来ました。
こういうありがたい気持ちって、また身体がばんばん元気で動けるときって、だんだんと忘れちゃうんですよね。
「身体が動くのがあたりまえ」「できてあたりまえ」と。
きっとそういう感覚になることがあるかもしれませんが、
今回のケガを通じて感じた事を覚えておきたいし、思い出したいと思っています。
ありがとう、ヨガ。